プロフィール

「鳥の目blog」管理人:鳥の目

はじめまして。サイバーセキュリティ専門家の「鳥の目」と申します。

デジタル社会が急速に発展する中、サイバー脅威も日々進化し続けています。「自分は大丈夫」と思っていても、実はすぐそばに危険が潜んでいることも。このブログでは、そんな見えない脅威から皆様を守るため、専門知識を分かりやすくお伝えしています。

経歴とこれまでの実績

デジタルフォレンジック専門家として

私のキャリアは、デジタルフォレンジックアナリストからスタートしました。大手企業や医療機関を襲った深刻なランサムウェア被害の現場で、攻撃者の痕跡を追い、被害の全容を明らかにする仕事に従事してきました。

デジタルフォレンジックというと専門的で堅いイメージがありますが、実際の業務は多岐にわたります。企業内で巧妙に隠蔽された内部不正を暴き出したり、警察の重要事件でデジタル証拠の解析を担当したり、時には個人からの依頼で消去された浮気の証拠を復元するなど、「デジタルの真実」を明らかにする様々な調査に携わってきました。

一見関係なさそうに思える案件でも、デジタルフォレンジックの技術は共通しています。消されたファイルを復元し、隠された通信履歴を発見し、改ざんされたデータの痕跡を見つける——これらの技術が、現代社会の様々な場面で求められているのです。

現在の活動:最前線でのセキュリティ業務

現在は大手金融系システム会社のセキュリティ部署に所属し、企業のサイバーセキュリティを最前線で守る業務に従事しています。CSIRT(Computer Security Incident Response Team)のメンバーとして、以下のような幅広い業務を担当しています:

  • セキュリティ製品の選定・導入:最新の脅威に対応できる効果的なソリューションの導入
  • インシデント対応:実際のサイバー攻撃発生時の迅速な対応と被害最小化
  • インシデント対応訓練:有事に備えた定期的な訓練の企画・実施
  • セキュリティポリシー策定:組織全体のセキュリティレベル向上のための規定作成
  • リスクアセスメント:潜在的なセキュリティリスクの評価と対策立案

これらの業務を通じて、理論だけでなく実際の現場で通用するセキュリティ対策の知見を蓄積してきました。

保有資格

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)

日本で唯一のサイバーセキュリティ分野の国家資格である情報処理安全確保支援士を取得し、正式に登録済みです。

この資格は単なる知識試験ではなく、実務経験と継続的な学習が求められる士業資格です。弁護士や税理士と同様に、法的な守秘義務を負い、クライアントの重要な情報を保護する責任を担っています。

高度なサイバーセキュリティ知識と豊富な実務経験を持つ者だけが取得できるこの資格により、皆様により安心してご相談いただけると考えています。

このブログについて

なぜ「鳥の目blog」なのか

ブログ名の「鳥の目」には、高い視点から全体を俯瞰し、見えない脅威を発見するという意味を込めています。サイバーセキュリティの世界では、目に見えない攻撃や、一見無関係に思える事象の中に重要な手がかりが隠されていることがよくあります。

私の経験と専門知識を活かし、読者の皆様が見落としがちなセキュリティリスクを「鳥の目」で発見し、分かりやすくお伝えすることを心がけています。

お届けする内容

このブログでは、以下のような情報を定期的に発信しています:

  • 最新セキュリティニュースの専門家解説:報道だけでは分からない攻撃の手口や影響を詳しく分析
  • 実践的なセキュリティ対策:家庭や中小企業でも今すぐ実施できる具体的な防御策
  • セキュリティツール・サービスのレビュー:実際に使用した製品の率直な評価と導入のポイント
  • サイバー攻撃事例の解説:過去の事件から学ぶ教訓と対策のヒント
  • セキュリティ意識向上のためのコラム:技術的な話題を身近な例で分かりやすく説明

読者の皆様へ

「セキュリティ対策は難しそう」「自分には関係ない」そんな風に思われがちですが、実際にはちょっとした知識と意識の変化で、大きくリスクを減らすことができます。

専門用語を使わず、具体例を交えながら、誰でも実践できる形でセキュリティ対策をお伝えすることを最も大切にしています。皆様の「分からない」を「分かった!」に変える——それが私の使命です。

信条

「すべての人がデジタル社会を安心して楽しめる世界を創る」

サイバーセキュリティは、一部の専門家だけが理解していれば良いものではありません。インターネットを使うすべての人にとって必要な「基礎教養」だと考えています。

私の知識と経験が、読者の皆様のデジタルライフをより安全で快適なものにするお役に立てれば、これ以上の喜びはありません。

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