【2025年7月分析】情報漏えい54件発生!個人も企業も狙われる時代の必須セキュリティ対策

情報漏えい事件が止まらない!2025年7月だけで54件発生

毎日のようにニュースで報じられる情報漏えい事件。「また起きたか」と他人事のように感じていませんか?しかし現実は、あなたの個人情報や企業データが今この瞬間も狙われているのです。

2025年7月、セキュリティ業界では驚愕の数字が発表されました。たった1ヶ月で54件もの情報漏えい事故・インシデントが報告されたのです。

私はサイバーセキュリティの現場で10年以上、数々の情報漏えい事件の分析を手がけてきたフォレンジックアナリストです。今回の統計を見て、正直背筋が寒くなりました。なぜなら、これらの事件の大半が「防げたはず」のものだからです。

不正アクセスが全体の約78%を占める現実

7月の情報漏えい事件を原因別に分析すると、以下のような結果になります:

  • 不正アクセス:42件(77.8%)
  • システム管理上のミス:5件(9.3%)
  • 誤送信ほか操作ミス:4件(7.4%)

圧倒的に多いのが「不正アクセス」です。これは偶然ではありません。サイバー犯罪者たちが組織的に、そして継続的に私たちのデジタル資産を狙っているからです。

32万件の個人情報が流出!SQLインジェクション攻撃の恐怖

7月最大の被害となったのは、学悠出版株式会社への攻撃でした。約32万件の個人情報が流出の可能性にさらされました。攻撃手法は「SQLインジェクション」という、実は古典的な攻撃方法です。

現場で数多くのSQLインジェクション被害を調査してきた経験から言うと、この攻撃は「対策を怠った結果」に他なりません。適切なセキュリティ対策があれば、確実に防げた攻撃なのです。

個人でも危険!リスト型アカウントハッキングの成功率は11.3%

さらに衝撃的なのが、株式会社パルが運営する「PAL CLOSET」への攻撃です。なんと172万回を超える不正ログイン試行があり、そのうち約19万件が実際に突破されました。成功率は約11.3%。

これは何を意味するか分かりますか?10人に1人以上が、IDとパスワードを使い回しているという現実です。あなたは大丈夫ですか?

東海大学も被害!ランサムウェア攻撃で学生生活がストップ

教育機関も例外ではありません。東海大学では4月にランサムウェア攻撃を受け、数ヶ月間にわたってPCルームが利用できない状況となりました。

私が過去に調査したランサムウェア事件では、復旧に半年以上かかったケースもあります。大学の場合、学生の学習環境に直接影響するため、その損害は計り知れません。

病院でも内部不正が発生

麻生総合病院では、職員による患者のクレジットカード情報不正利用事件が発覚しました。2024年には秋田大学医学部附属病院でも同様の事件が起きており、医療機関での内部不正が深刻化しています。

これらは「氷山の一角」に過ぎません。実際の現場では、発覚していない類似事件がもっと多く存在している可能性があります。

あなたと企業を守る3つの必須セキュリティ対策

現役CSIRTメンバーとして、数々のインシデント対応に携わってきた経験から、個人と企業が今すぐ実装すべきセキュリティ対策をお教えします。

1. 個人向け:多層防御の構築

第一の防御線:アンチウイルスソフト 0の導入
最新のマルウェアやフィッシング攻撃から身を守るには、高性能なアンチウイルスソフト 0が不可欠です。無料のソフトでは検知できない最新の脅威も、有料版なら確実にブロックできます。

第二の防御線:VPN 0の活用
公共Wi-Fiの利用時や、リモートワーク時のデータ盗聴を防ぐため、信頼できるVPN 0サービスの利用を強く推奨します。

実際のフォレンジック調査では、VPN 0を使用していなかったために個人情報が筒抜けになっていたケースを数多く見てきました。

2. パスワード管理の徹底

PAL CLOSETの事例で明らかになったように、パスワードの使い回しは非常に危険です:

  • 各サービスで異なる複雑なパスワードを使用
  • パスワード管理ソフトの導入
  • 二段階認証の有効化

3. 企業向け:Webサイト脆弱性診断サービス の定期実施

SQLインジェクション攻撃が多発している現状を踏まえ、企業は定期的なWebサイト脆弱性診断サービス 0が必要不可欠です。

私が関わった企業のうち、定期的に脆弱性診断を実施していた会社は、重大インシデントの発生率が90%以上低いという結果が出ています。

内部不正対策も忘れずに

病院での内部不正事件が示すように、外部攻撃だけでなく内部の脅威にも注意が必要です:

  • アクセス権限の適切な管理
  • 操作ログの監視体制
  • 定期的なセキュリティ教育の実施

迅速な対応が被害を最小限に抑える

宮城県危険物安全協会連合会の事例では、誤送信発覚から報告までわずか21分という驚異的なスピードで対応が完了しました。

この迅速な対応が評価された背景には、事前に定めた報告体制と、現場の判断権限の明確化がありました。インシデント発生時の初動の速さが、被害規模を大きく左右します。

今すぐ行動を!明日では遅いセキュリティ対策

2025年7月だけで54件もの情報漏えい事件が発生している現実を前に、「自分は大丈夫」と思い込むのは危険すぎます。

サイバー攻撃は24時間365日、あなたの隙を狙っています。特に以下に該当する方は、今すぐ対策を講じてください:

  • 同じパスワードを複数のサービスで使い回している
  • アンチウイルスソフト 0を使用していない、または無料版のみ使用
  • 公共Wi-Fiを頻繁に利用するがVPN 0を使っていない
  • 企業でWebサイトを運営しているが脆弱性診断を実施していない

現役フォレンジックアナリストとして断言します。適切なセキュリティ対策を講じることで、これらの脅威から身を守ることは十分可能です。問題は「いつ始めるか」です。

被害に遭ってから対策するのでは遅すぎます。今この瞬間から、あなた自身とあなたの大切なデータを守る行動を始めましょう。

一次情報または関連リンク:
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